
生きたお金の使い方。
人はカネで9割動く 成功者だけが知っている「生き金」のつかい方
例えば二人の男に1,000万円ずつ与えたとして、その数年後・・・
一人はさらに豊かになっているのに対し、もう一人は以前と変わらぬ貧しい生活を続けている。
この2人の違いがよく分かる本。
※ここで言う「豊か」や「貧しい」は経済的なことだけではなく、精神的、社会的な意味も含まれる。
この本は5年前に一度読んだことがあり、文庫化されたので復習のつもりで買ったんだけど、
これは一読の価値アリです。
同じお金でも使い方次第で「生き金」にもなれば「死に金」にもなる。
その言葉からおおよそ予想はつくと思うけど、
1万円で自分を大きく見せることもできれば、1万円で自分を小さくしてしまうこともできる。
1万円を10万円以上の価値にすることもできれば、1万円でゴミを買ってしまうこともできる。
一般的には毎日せっせと働いたお金で自分を小さく見せる人、ゴミを買っている人が多いと思う。
(僕は5年前からできるだけ生き金を使えるように意識しているけど、なかなか難しい)
本書でも例として挙げられているように、ポケットから1万円を取り出して・・・
A 「これで酒でも飲んでよ」
B 「これでお茶でも飲んでよ」
どちらも気前がいいのは変わりないけど、明らかにBのほうが太っ腹に見える。
金額は同じ1万円なのに、添える言葉一つで1万円以上の大きな"モノ"を勝ち取ることができる。
これと同じ思考は日常生活においても大いに活躍していて、
僕はたま~に晩飯の後の皿洗いを自ら買って出ることがあるんだけど、
必ず洗い物が多そうな時や、カレー鍋などの洗うのが面倒臭そうな時にやるようにしている。
嫁が「面倒臭いな・・・」と思っているタイミングで、
「今日はオレが洗うよ」って言うだけで同じ”洗い物をする”という行動でも感謝される度合いが全然違う。
もともと「洗い物」という行動自体は面倒臭いものなんだから、
どうせ重い腰を上げるなら最大限に感謝される時にこそ!と思っている。
・・・ほら、皿洗った後の嫁の機嫌がいいのなんのって。
ただ、これは別に嫁に借りを作りたくてやってるんじゃなくて、
いざ仕事で相手より優位に立ちたい時などに実践できるように、日常から訓練しているだけです。
このように日常生活やビジネスで使える生きた金の使い方や行動が学べる、
読んでおいて損は無い一冊。
人はカネで9割動く 成功者だけが知っている「生き金」のつかい方
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