こうやってモノを考えて生きている人がいるのかと感心した。
先日お客さんとお話している時に「ゲーム理論」の話になった。
僕はゲーム理論っていうのが何なのか分からない。
話を聞いていく中でちょっと興味がわいて来たので、入門書っぽい本書を購入してみた。
日常生活での人と人との関わりを数学的に考えてしまおうというもので、
世の中にはこんな風に考えて生活している人がいたのかと思いとても感心した。
例えば序章で「自分が当事者でありつつも、外から見る目を養うこと」を挙げている。
僕なりの例を挙げてみると、小さなことがきっかけで奥さんと喧嘩になることはよくある。
でもここで、それを天井裏から見ているもう一人の自分を作ってみる。
本人たち(僕たち)は徐々にヒートアップして言いたい放題。
お互いの主張を言い合ううちはまだマシ。
そのうち、「なんだその言い方は!」とか「お前って言うのやめて!」とか、
全く訳の分からない方向へ。
ストレスだけが蓄積されていく。
一方、天井裏で見ているもう一人の自分は「こら!俺!早くごめんと謝れ」と叫ぶが・・・。
当事者でありながらそれを客観的に捉えるというのはとても難しいかもしれない。
でもこんな風に考えることができるようになれば人生の無駄を省けるような気がした。
ゲーム理論、面白いかも。
また別の本も読んでみよう。
ゲーム理論と関係あるかは分からないけど、僕が5年ほど前から心がけていることがある。
今の自分を客観的に見て、「こいつは何かやりそうな奴だ」と思える奴になる、というもの。
他人を見て、「この人は近い将来何かやらかしそうな人だな」って思うことはよくある。
曖昧な表現になってしまうけど、
「オーラがある」とか「雰囲気がある」とか、そんな風に何かを感じる人がいる。
それが自分にもあるかをたまに意識することがある。
自分と全く同じ自分がもう一人いたとして、そいつに会った時に何を感じるか。
「こいつはあかんわ」と感じるか、「こいつはやるな」と感じるか。
そんなことを少し意識するだけで行動が変わったりする。
そう考えると、5年前から無意識にゲーム理論的な考え方に興味があったのかもしれない。
ただ、LINEポコパン(今流行のゲーム)を必死にやっている自分を客観的に見る時だけは、
「こいつはあかんわ」といつも思う。
※ゲーム理論の「ゲーム」は、そういうゲームとは一切関係ありません。
ゲーム理論の話してる時にゲームの話持ち出したらあかんな。
ゲームゲームすいません。
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