
内容としてはなるほどなんだけど・・・。
天才でなくても優れたアイデアを生み出す方法を5つの段階に分けて解説している。
全100ページ未満の薄っぺらい本で、さらに解説やあとがきを除けば主となる部分は50ページ程度。
アイデアを生み出す方法を解説するにはこれで十分なのかもしれない。
内容としてもこの5段階を実行すれば良いアイデアが生まれそうな気はした。
(読むだけでは生まれない。今日から実際に実行に移してみるとする)
本書でどうしてもひっかかる点がある。
それは日本語の分かり難さ。
もともとジェームス W.ヤング氏が書いた英語を日本語に翻訳されたものなんだけど、
日本語の意味が分かり難く、何度も読み返さなくては理解できなかった。
例えば37ページの以下の文。
第一は、例えばエジプトの埋葬習慣からモダン・アートに至るまで、彼らが容易に興味を感じることのできないテーマはこの太陽の下には一つも存在しないということ。
どうして 「彼らが容易に興味を感じることのできない」 なんて表現をするんだろう。
「興味を感じない」でいいじゃないか。
「太陽の下には」という一文もそれほど必要じゃない。
文章をややこしくしてるだけ。
第一は、例えばエジプトの埋葬習慣からモダン・アートに至るまで、彼らが興味を感じないテーマは一つも存在しないということ。
でいいやん。
こっちのほうがよっぽど読み進めやすい。
このように、「ん?」ってなる箇所が多数あり、スムーズに読み進めていくことができずイライラした。
内容は素晴らしいと思うけど、翻訳がうざいので星3つ。
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