仕事ができるようになりたければ釣りをしろ

仕事ができるようになりたければ釣りをしろ

 

Facebookでシェアされていて気になったのでAmazonで即買いした一冊。

仕事ができるようになりたければ釣りをしろ

仕事ができるようになりたければ釣りをしろ

 

仕事ができる人と聞いて思い描くスポーツと言えば、一般的には十中八九「ゴルフ」と答えるだろう。

確かにゴルフは仕事ができる人がするスポーツのようなイメージがある。

これまで読んだビジネス書で"ゴルフ"というキーワードは多くみてきた。

接待に利用しやすいのがビジネスマンや社長に人気の理由なのかもしれない。

本書は、釣りと仕事を結び付けてしまおうではないかという新しい視点の本のようにみえる。

が・・・。

結果から書くと今の僕にはイマイチ内容のない本に感じられた。

 

釣りができる人は仕事ができる!

そう言われると少し嬉しい気持ちになるのは釣り人ならだれしもそうだと思う。

嫌な気はしない。

でもこの言葉の真意はそんな単純なものではない気がする。

売り上げ目標を立て、準備し、行動し、刻一刻と変化する市場のニーズに応じた商品を提供し続ける。

耳にたこができるぐらい当たり前に言われている。

これを釣りに置き換えてみるとどうか。

僕ならGTを釣るという目標を立てそれに向かって準備し、行動する。

行動したなかで得た経験を活かし、目標を達成するまで行動し続ける。

天候、潮の流れ、その日の状況に合わせた仕掛け(ルアー)を選択し、最善を尽くす。

そうすることで必ず結果を得ることができる。

うん、なんかそれっぽくなった。

でもこれって、釣りに限らずこの世の中の全てのことに言い換えることができる。

例えばテレビゲーム。(僕は全くやらないけど)

ゴールに向かって途中で何度死んでしまおうとも諦めずプレイし続ける。

相手や状況に応じた作戦・武器・魔法を使って最善を尽くして戦う。

失敗したっていい、次に同じミスはしないはずだ。

そうすれば必ずクリアできるだろう。

 

ちょっと無理矢理だと思いました?

要はなんでも無理矢理仕事に結び付けようと思えばできてしまうってことが言いたい。

だから釣りをすれば仕事ができるようになるというのはあまりに浅い。

釣りも仕事も心構え(考え方)次第。

本書で、もしイチローがバットではなく竿を握ったら・・・と妄想する章がある。

僕はイチローが野球ではなく釣りプロを目指していたとしたら釣りプロになっていたと思うし、

サッカー選手を目指していたらサッカー選手になっていたと思う。

それは単純にイチローのような凄い人だから・・・というアホみたいな理由で言ってるわけではない。

何かをあそこまで極めることができる精神と物事の考え方について、そう思う。

凡人は必ず途中で諦め、辞める。(もちろん僕もその一人)

以前イチローの作文を読んで、その一貫してブレない心に感銘をうけたので参考まで。

この強い精神と考え方さえ持っていれば何をやってもその道のプロになれると思う。

 

要は、何事も成功する人というのは成功するための頭(考え方)を持っていて、

そういう人が仕事をするから、釣りをするから、野球をするからデキルのであって、

単純に釣り人=仕事ができるわけではない。

 

ただ、第5章の「人間性を見極めるには海へ連れて行け」では、なるほど~と思う部分が多かった。

釣り人が釣りをはじめると釣りだけに集中したくなる。

だから僕は初心者とはあまり釣りに行きたくない。

糸が絡まっただのエサを付けてくれだのに付き合ってられない。

でも一緒に行く事になれば全力でその人に釣ってほしいと思い、頑張る。

自分が釣るよりも釣ってくれたほうが嬉しい。

そうでなければ僕の嫁がここまで釣りにハマることは無かったはずだ。

釣りに限って言うと女は本当にどんくさい。

「絡まってまったー」 ・・・またバックラッシュかい。

「あれー木にひっかかっちゃったー」 ・・・それ1個1,500円するんだよ。言わないけど。

「これ結んでー」 ・・・そろそろ教えてーに変わってもいいんじゃない?

「このルアーに換えてー」 ・・・スナップの構造みれば猿でも分かると思うんやけど。

「キャー釣れたー!でも魚気持ち悪いー取ってー」 ・・・・・・。

初期のなんやかんやに嫌な顔せず尽くしてきたから、今の嫁があると言っても過言ではない!

あの時ちょっとでも嫌な顔して険悪ムードになっていたら、二度と釣りに行きたいなんて言わないだろう。

これから釣りを始めたいと思っている人は、最初に一緒に行く人は慎重に選んだほうがいい。

Aさんと一緒に行けば一生の趣味になってたはずなのに、

Bさんと行ったことによって釣りが大嫌いになることだってあり得る。

そして調子に乗って初心者を釣りに誘うんだったら、ルアーなら10個は無くなるもんだと思っておこう。

換えのラインは2つぐらい用意しておいたほうがいいかもしれない。

誘った以上、バックラッシュぐらいで「ライン弁償しろ」とかはやめたって下さい。

 

釣り人には2種類いる。

他人が釣って喜ぶ者と怒る者。

確かにそうだ。

自分だけが釣れないとムスッとして写真すらちゃんと撮ってくれなくなる奴もいる。

そんな奴とは二度と一緒に釣りしたくないし、ましてや仕事は絶対にしたくない。

釣り中は人間性が出やすいというのは本当だと思う。

大きな取引の前には取引先と釣りに出掛けてみるとおもしろいかも。

 

各章ごとになぜか魚料理のレシピでページ稼いでいるのも低評価の理由の一つ。

レシピ見たければレシピ本買います。

仕事ができるようになりたければ釣りをしろ

3つ星

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

【PR】話題のラインスタンプを自分で作って販売する方法

ブログランキング応援していただけると嬉しいです↓

にほんブログ村 釣りブログ バスフィッシングへ にほんブログ村 釣りブログ 東海釣行記へ にほんブログ村 釣りブログへ

この記事の著者

kazushi釣りと生き物をこよなく愛するWEBデザイナー

釣りと焼酎が好きなWEBデザイナー。夜な夜な真っ暗な部屋で水槽を眺めながら呑んでいます。最近のマイブームはハンドメイドルアー制作。琵琶湖のほとりでひっそりとWEB制作事務所を営んでいます。

この著者の最新の記事

関連記事

カテゴリー

アーカイブ

インスタやってます

ページ上部へ戻る