売り方次第で何でも売れると言うけれど・・・
レジ待ちの行列、進むのが早いのはどちらか―するどく見抜き、ストレスがなくなる心理術
完全にジャケット(表紙)とキャッチコピー(タイトル)につられて買って後悔したパターンです。
内容はAとBでどちらが〇〇か?といったクイズ形式。
各項目には必ず挿絵があり、それを見比べてどちらか答えるというもの。
例えば、二人の若い女性のイラストを見比べて「どちらが今後の人生を幸せに過ごすことができるか。」
答えは腕時計をしているAさん。
理由は時間を気にしているほうが人生を無駄なく過ごせるから。
・・・なにそれ。
腕時計をつけるのは何も時間が気になるからという理由だけとは限らない。
ファッションとして身に着ける人だっているし、別に時間なんて今は携帯電話があればそれで済む。
腕時計を身に着けているかそうでないかだけで、今後の人生を幸せに送れるか分かるなんてありえん!
その他のクイズに関しても「なるほど」と思えることは2,3箇所しかなかった。
本のタイトルにもなっている「レジ待ちの行列、進むのが早いのはどちらか」という三択クイズでは、
答えは「ご老人が一人も並んでいないA列」。
・・・って当たり前やん!
そんなこと日頃から実践してるって。
本当に良い商品でなくても売り方次第でモノは売れるとは言うけれど、(実際見事にひっかかったけど)
二度とオレはこの著者の本を買わないと思う。
結局、本当に良いものを提供していかないと商売長続きしないだろうな。
ということを自分なりに再認識できたことだけでも、読む価値のない本は無いとは思うけど。
レジ待ちの行列、進むのが早いのはどちらか―するどく見抜き、ストレスがなくなる心理術
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うん、当たり外れがあるね。
すごい納得。
「バカになれる男の魅力」と一緒。いろいろやね。