- 2012-7-18
- アメブロのカスタマイズ
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アメブロのヘッダー画像を自分だけのオリジナル画像に変えたいという方はこちら
最近になってアメブロを商用利用している人のブログが削除されるという事件が相次いでいます。
なんの断りもなくある日突然ブログが削除されているよう。
アメブロを商用利用している方は毎日ビクビクしているのではないでしょうか。
これには先日のアメブロガイドラインの改定が主な原因になっています。
禁止事項の一部を抜粋。
(4)弊社の承諾のない商業行為
①無限連鎖講(ねずみ講)、リードメール、ネットワークビジネス関連(MLM、マネーゲーム等を含む)の勧誘等の情報、及びこれらに類する情報の送信等
②商業用の広告、宣伝を目的としたブログの作成(但し、弊社が認めている範囲のもの及び弊社タイアップ等は除く)
③弊社が許可したものを除き、営利、非営利目的を問わず、物やサービスの売買、交換(それらの宣伝、告知、勧誘を含む)を目的とする情報の送信等(物品を販売し、又は契約を締結させることを目的とする無料セミナーの情報の送信等を含む)
④本サービスの一部の利用権を、弊社が定めた以外の方法で譲渡する行為
⑤本サービスの全部又は一部の利用権をもって、現金その他の財物、財産上の利益との交換取引をすること、もしくは交換取引をすることの宣伝・告知・勧誘する行為
もともとアメブロを商用利用すること自体は禁止されていました。
でもアメブロに登録する時に利用規約やガイドラインを読む人は少なく、
とりあえず「利用規約に同意する」にチェックを入れて登録しているのではないでしょうか。
これまではアメーバが大目に見ていただけだったのかもしれません。
で、ここで気になったのが「弊社の承諾のない」や「弊社が認める範囲」という部分。
肝心なアメーバの認める範囲については一切記載がありません。
これでは一体どこまでが商用利用しても許されるのかが分からない。
そこでアメーバに質問をしてみました。
質問:どこまでが許される商用利用で、どこからが規約に違反する商用利用?
アメーバからの回答
商用利用については以下の通りです。
自身の会社、店舗などの紹介・商品のPRに利用することは可能です。
ただし、商用利用(ブログ上での金銭のやりとりや、迷惑行為による宣伝)などは、利用できません。
詳しくは利用規約、ガイドラインをご参照下さい。
おや待てよ。
「自身の会社、店舗などの紹介・商品のPRに利用することは可能」と言っているけど、
ってことはアメブロで商品の特徴や価格などを紹介してもOKってこと?
でもガイドラインの②と③を見ると明らかに違反しているんだけど・・・。
「PR」と「宣伝・広告」との違いがよく分からない。
要するに、アメーバの独断と偏見で「ダメなものはダメ」のようです。
その辺はあえて曖昧にしておけって感じのように受け取れました。
サイバーエージェントにアメブロの商用利用の承諾を得るには?
そもそも (4)弊社の承諾のない商業行為 と記載されているということは、
逆に言うとアメーバに承諾を得ればいいということになります。
ではどうすれば商用利用の承諾を得ることができるのか。
再度質問してみました。
質問:商用利用の承諾を得るにはどうすればいいの?審査があるの?
アメーバからの回答
実は質問より1週間ほど経っているのですが無回答です。
これは僕の勝手な憶測ですが、おそらくアメーバの承諾というのは、有料会員だと思います。
アメブロを利用するには2つの方法があります。
- 無料で利用する代わりにブログ内に広告を表示
- 月額980円支払って広告を削除して利用する
通常、ブログを趣味や暇つぶしに書いている人は無料で利用します。
でも広告がうざいって人は月額980円の有料プランに申し込みます。
アメーバの有料会員になればアメブロを商用利用してもいいんじゃないかと思います。
アメーバもよほどのことでない限り有料会員を削除してしまうようなことはしないでしょうから。
要は、商用利用したいなら有料会員になれ ってことじゃないでしょうか。
有料会員になりたくないけど商用ブログは削除されたくないという方は、
商用利用可のFC2ブログへ引っ越しすることをお勧めします。
僕は妄想しだすと止まらないのですが、
ここからの内容は全て事実ではなく僕の勝手な考えなので100%信じないで下さい。
アメブロを無料で利用できる仕組み
これが全てではありませんが、そもそもアメブロが無料で利用できるというのは、
無料の変わりにサイバーエージェントの働きアリになるという仕組みの元なりたっています。
せっせとブログを更新し、そのブログに表示される広告を読者にクリックしてもらうのです。
読者が広告をクリックするたびにサイバーエージェントにいくらかのお金が入っています。
最近では新たな広告が追加されたのをご存知ですか?
アメブロへ直接アクセス(ブックマークやお気に入りなどから)しても通常の表示なのですが、
検索エンジンで「岐阜のお勧めグルメ」などと検索してブログにたどり着いた場合のみ、
ブログの最上部にGoogle Adsense広告が表示されるようになっています。
以下URLをクリックし、上から2,3番目の「岐阜のお勧めグルメ」というブログを開いてみてください。
http://search.yahoo.co.jp/search?ei=UTF-8&fr=crmas&p=岐阜のお勧めグルメ
検索エンジン経由でアクセスした人には広告を表示させています。
アメブロに言わせれば、広告をクリックしてもらってなんぼなんです。
そりゃ広告だらけになります。(最近のアメブロはほんとにひどい)
無料会員のほとんどはお金にならない
何処かの和志さんが「和志のきままなブログ」を始めても、誰も興味がありません。
そもそも和志って誰やねんって感じなので、
当たり前のことですが「和志のきままなブログ」へ訪問するのは和志さんの友人数名のみとなります。
そのブログがサイバーエージェントにもたらす利益は果たしていくらでしょうか。
アフィリエイトの経験があれば簡単に予想がつきますが、おそらく年間で数百円無いレベルでしょう。
アメブロ利用者に多い、アフィリエイトや情報販売系、コンサルタント、その他商用目的のブログでも、
その大半は「和志のきままなブログ」とほぼ同じレベルの訪問者数です。
したがってそのブログがアメーバにもたらす利益はツバメの涙ほどです。
さらに無料でアメブロを商用利用している人はたちが悪く、
CSSやプラグインなどを駆使して広告をなんとか消そうと努力するのです。
お金は払いたくない、でも広告は消したい、って人はサイバーエージェントにとってマジで邪魔です。
管理の手間を取られるだけの邪魔者です。
そもそもユーザーが無料ブログの仕組みを理解していないから、
Win×Winの関係を保てないんだと思います。
これが今回の商用ブログ削除に至った経緯ではないか?
ある日サイバーエージェントが怒りました。
ちょうど1年前、アメブロは仕様変更をしブログの広告表示を大きく、しかも数を増やしました。
仕様変更前のアメブロ http://ameblo.jp/dika811/
仕様変更後のアメブロ http://ameblo.jp/blogfacetest/
広告表示の大きさと目立ち度は一目瞭然。
無料会員からもなんとか収益を上げようということを目的とした仕様変更だと個人的に考えています。
が、無料会員からの収益はいっこうに上がりません。
それどころか、仕様変更後の広告もなんとか削除しようとする輩が出てきました。
そこで「商用利用禁止」を今さら強化してブログの削除に踏み切ったんだと思います。
本当に趣味でブログを書いている人はそもそも利用規約に違反していないのでセーフ。
でも商用利用している何人かのブログを見せしめのため削除し「商用利用禁止」を掲げれば、
僕のように原因や対策法を勝手に推測する人が絶対に出てくる。
質問されても絶対に具体的な答えは出さない。
そこでユーザーの行き着く答え(憶測)は「有料会員になればいいんじゃないか?」ってなる。
するとそういう噂が勝手に流れる。
アメブロを商用利用している人は絶対に削除されたくない、というか削除されたら困る。
場合によっては収入が半減してしまう人もいる。(ブログで集客してる人がほとんどだから)
すると必然的に有料会員に申込みが殺到。
毎月20円しか収益を上げられなかったアリが、毎月980円確実に稼ぐ働きアリに変わる。
僕はアメブロの商用利用禁止によりブログを削除される方が相次いでいる件について、
以上のように考えています。(全部僕の妄想なので100%信じないでください)
アメブロを商用利用している方は早めの対策を
無料会員はアメブロに文句を言える立場ではありません。
なんせブログ機能を無料で使わしてもらってる立場なんですから。
ある日突然削除されても、利用規約を違反したんだから何も言えないはずです。
最近強化されただけで、昔からアメブロは商用利用不可だったのです。
それをろくに利用規約を読みもせず承諾して会員になったのですから、自業自得です。
僕は個人的にアメブロのやり方は大嫌いですが、
すでにアメブロを商用利用されている人は絶対に消されては困るはずです。
いつ自分のブログが削除されるかビクビクして過ごすより、
早めに引っ越しを検討されてはいかがでしょうか。
削除されてからでは後悔してもしきれません。
「オレのは大丈夫だろう・・・」
そこに根拠はありますか?
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