8日目ともなるとだいぶ日焼けし、飯が美味くないので痩せて現地に馴染んできた。
本日の行き先はあのブンサムラン・フィッシングパーク。
メコンオオナマズが釣れることで世界的に有名な大型釣り堀です。
せっかく朝食付きホテルなのでパンを食い漁り遅めの出発。
Google先生、今日も道案内宜しくお願いします。
しかしタイの道路はいっつも混んでて運転するたびに神経磨り減りますわ。
本来なら30分で着くはずのところを45分かかってようやく到着。
さすがは世界が顧客の釣り堀、英語以外にもいろんな言語のメニューが揃ってる。
もちろん日本語もあるのでそれを指差しするだけでOK。
人の数ではなく竿の数で1本2,000バーツ(約7,000円)が基本料金。
3人で行っても4人で行っても竿が1本なら2,000バーツ。
あとは必要に応じてオプションを注文する感じみたい。
今回は1本の竿を持ち込んで2人で交互に釣ることにした。
僕達はランディングネットと餌とバンガローと案内人(ガイド)を追加注文。
バンガローに案内される。
ここで1日釣りができるわけですね!
(バンガロー無しの場合は無料の共有桟橋で釣ることになります)
バンガローにはコンセントが設置されているため仕事だってできてしまう。
まぁ、実際のところはほとんど掛かりっぱなしだったのでパソコンやってる暇はなかった。
24時間営業で寝泊りしながら釣りすることもできるようです。
知らなかった・・・今回は別でホテルを取ってしまったけど次は絶対1泊して夜釣りしよう。
ガイドのブンソンさん。
日本語は9割以上通じないけど気さくな方です。
そうそう、ブンソンさんのお勧めで練り餌に混ぜる臭いのキツイ液体と新品フックを購入。
仕掛け作りから餌作り、キャスト、フッキング、写真撮影、リリースまで全てをやってくれる。
レンタルタックルもあるので基本的には手ぶらで行ってOK。
竿を持ち込む際は竿とリール(ライン付き)だけ持って行けば、餌以外は全て貰えます。
(仕掛けに使用する針、重り、リーダー、ウキなどがガイド料に含まれるみたい)
ドキドキしながら第1投目。
直径10㎝以上ある練り餌の団子が大きな音を立てて着水したと同時に、
ウキがピコピコ動きまくり、ものの30秒で食いました。
メコンオオナマズ。
過去に釣ったことのある魚の中で2番目に引いた。(1番はサメ笑)
というか、いつまで経っても弱らず何度もフルロックのドラグを出して突っ込んでいく。
バンガローの下に潜りこまれてラインブレイクは2回。
うち1回は竿も折れた・・・詳しくはこのブログの最後で。
休む間もなく凄いペースで20kg以上のナマズが次々と掛かる。
新しい餌をセットして次の魚が食うまでのわずかな時間のみが休憩時間。
これは竿を2人で1本にして正解だった。
1回のファイトで約10分程度かかるので休み休みやらないと体力がもたない。
それとガイドを付けたのも大正解だった。
練り餌の作り方(配合の分量)とか釣れるタナとか、やっぱりプロは凄い。
というかむしろガイドを付けていなかったらどうしていいか分からなかったと思う。
池に引きずりこまれそうになる嫁・・・危なかった。
フックも折られる。
まだまだ釣れるよっ!
今日は当たり日だったのか毎日こんな感じなのか、冗談抜きで2投に1匹ペース。
途中からただの筋トレやん・・・ってなってくる。
こんな筋トレなら毎日でもしたいけど。
女性にはほんとにキツイかも。
平日だったからか、周りに人もいなくて迷惑かけることも(かけられることも)ないし。
本当に自由で楽しい時間を過ごすことができた。
ラストは添い寝で大満足。
体力的に限界だからそろそろやめようか、と話していた時の出来事。
足場の真下に突っ込まれ、疲労が蓄積してたのもあり耐えられなかった。
そのまま竿ごと持っていかれて先っぽがポキっと・・・まだ5回しか使ってないのに(笑)
その時の瞬間。
さっそくゼナックの「半永久保証」を使うことになりそう。
とりあえずタイ滞在残りの2日間はトップガイドが無いこの状態で釣ります。
皆さん、桟橋下の足元へのつっこみには十分にお気をつけ下さい。
特にレンタルタックルの場合、ロストすると6,000バーツ(約2万円)の罰金です。
一日釣って体はドロドロで魚臭ただよう。
このTシャツはカピカピになった元ヌルヌルが洗っても取れなかったので捨てました。
こちらも合わせてお気をつけ下さい。
たった3時間ほどの釣りだったけど心も体も大満足。
帰りにブンサムラン・フィッシングパーク内にある釣具屋へ立ち寄ってみよう。
品揃え豊富。
日本のバス釣りメーカーの商品も多数取り扱っていた。
特にビックリしたのはフロッグの品揃え。
スリザーク、バスタークがこんなに店頭に並んだ様子を日本で見ることはまずない。
今の僕には不要なので1つも買わないけど3年前のミーハーだった僕なら10個買ってたな。
終日釣りをする予定のはずが予想外にハードな釣りだったため、
予定より早い15:00にはホテルへ帰宅。
さっそくシャワーで体に染み付いた魚臭と汗を流す。
部屋で仕事ってのももったいないなと近所を散策してみた。
ちゃんと事前に調べて治安が悪い地域には近づかないようにしている。
11月でも日中は35度近い気温で日本でいう夏のような気候。
にもかかわらず太陽が沈むのは意外と早く、日本と同じで18:00には暗くなる。
ところで、これ見て。
対向車線(右側の車線)なんだけど、明らかに逆走してない?
だって右折の矢印反対向いてるやん。
と思ったら普通に対向車が走り出したり。
レンタカーで8日間走っても交通ルールがいまいち分からないタイでした。
このホテルに宿泊するのも今日で最後。
明日からはまた1泊1,000円の格安ホテルに移動します。
あっ、そうだ。
ブンサムラン・フィッシングパークなら明日チェックアウトしてからでも楽しめそう。
急遽ブンサムラン・フィッシングパークでの連釣が決定。
明日はガイド無しで釣ってみよう。
初めてのタイ釣り遠征9 ~自力でブンサムラン・フィッシングパーク~ に続く。
■追記 2017年11月 ブンサムラン・フィッシングパークは移転しました。詳しくは移転後NEWブンサムラン・フィッシングパークで釣るタイの怪魚(バンガロー編)でご紹介しています。
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