
自分を信じることが何より大事。
ジェイ・エイブラハムの本は以前にも読んだことがあるけど、この本は本当にお勧め。
第一部ではジェイ・エイブラハムがマーケティングについて語っている。
これはハイパワー・マーケティングをかなり簡素化した感じで読みやすく、分かりやすい。
以前ハイパワー・マーケティングを読んだときには全然感じなかったけど、
今になってこの本を読み、「バックエンド」の重要性が分かった。
そもそもバックエンドありきで商売を始めないといけないと言うことも重々理解した。
僕もバックエンドについて考えなくてはいけない。
営業のほうはと言うと・・・ブライアン・トレーシーという人が語っている。
僕は営業が大嫌いで、独立してからは営業なんて一度も行ったことはないし、行こうとも思わない。
でも、お客さんとの普段の何気ない会話が実は営業になってしまっているということに気付かされた。
ものを売る前に信頼関係を築くことが第一というのは確かにそうかもしれない。
値段や技術では他社と差別化できない今の時代、
実際に僕も、「誰から買うか」という選択に迫られることが多々ある。
例えば、「家電買うならヤマダだな」とか、「あのラーメン屋には絶対に行かん!」とか。
以前ヤマダ電機の気のいい店員が本当に親身になって相談に乗ってくれた事は今でも覚えているし、
美味くても店員の対応がちょっと悪かったラーメン屋には二度と行こうと思わない。
他にも同じような値段で同じような商品は山ほどあるから、その中で差別化できるのは人しかない。
「何を売る」じゃなくて、「オレ」を売らなければならない。
そして最後に、自分を信じることが一番大事だという言葉で締めている。
自分のことを「できる奴」だと思い込む(鏡に向かってそう繰り返し言う)ことで、
できる奴としての振る舞いを自然とするようになる、と。
その他、マーケティングや営業の具体的な手法なども盛りだくさん。
これを読めばいきなり上手くいくとかそんなことはあり得ないと思うけど、
考え方を変えるきっかけになることは間違いないと思います。
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