在日朝鮮人の高校生の話。
僕の在日朝鮮人に対するイメージは、はっきり言ってあまりいいものがない。
「凶悪犯が多い」とか「キレると何をするか分からない」とか、そんなイメージ。
でもそれは自分で体験したわけじゃなく、あくまでいろんな所から聞こえてくる噂で、
特に僕自身は日本人だとか在日朝鮮人だとか在日韓国人だとか、別に何も気にもならなかったけど、
一部ではやっぱりもの凄い差別があるんだと改めて認識させられた。
ただ・・・
主人公(在日朝鮮人)のなんでもかんでも暴力でねじ伏せるという姿勢は、今の日本では歓迎されないし、
この本を読んだことによって、「やっぱりそうなのか」という悪いイメージが一層強くなってしまった。
ストーリー的には、どこにでもあるようなただの恋愛話。
別れの理由がたまたま「人種差別」だっただけで、似たようなことは僕も何度も経験している。
人種差別を身近に感じたことのない僕だから、
著者がこの本で伝えたがっていることが分からないだけなのかもしれない。
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