いつの時代のリアルだ。
気付けば28歳。
この歳になるといろいろと考えることも悩みも増えてくる。
本書でも取り上げられている章からいくつかピックアップすると、
仕事、お金、結婚、子供、住まいなど。
でもはっきり言ってこの本に書かれた通りの人生なんて絶対に望まない。
著者は僕とは完全に違う考え方の持ち主。
まず仕事。
完全にサラリーマン目線。
毎月の給料を得るための考え方しかしていない。
お金は稼ぐのではなく貰うものだと考えている。
そしてお金。
僕は「毎月5万円をコツコツ貯める」という考え方を持ち合わせていない。
28歳の平均貯金額は400万円らしい。
まぁ単純に毎月5万円ずつ貯金していれば7年で400万円以上は貯まる。
でもたかが400万円あったところで実際には何もできない。
住宅ローンの頭金にするにしても車を買うにしても、結局は自己満足のために無くなる。
それなら今まで貯金もせずに欲望のまま遊びまくってきた奴と何も変わらない。
僕は400万円貯めるのに7年かかるような人生は送りたくない。
むしろ僕は400万円を自分の力で稼げるような人間になりたい。
そのために日々勉強している。
貯金するぐらいなら自分に投資したい。
釣りも最高に楽しい経験ができるという視点で自分への投資だと思うようにしている(笑)
続いて結婚。
当たり前のことが書かれているだけ。
友達との呑みの席で必ず5回は話題になったことがある内容。
決して「〇〇にしよう」と結論を出すわけではなく、結婚するもしないもあなた次第。
みたいな当たり障りなくなんの参考にもならない助言。
中身なさすぎ。
そして住居。
僕は今アパートで暮らしていて、毎月69,000円ぐらいの家賃を支払っている。
もし一軒家を建てたとしても、毎月の支払いはほとんど変わらない。
賃貸には賃貸の、マイホームにはマイホームのメリット・デメリットがある。
僕の場合、賃貸の一番の魅力は嫌になったら住む場所を気ままに変えれること。
沖縄に住みたいと思ったらすぐにでも住み場所を変えることが出来る。
その代わり賃貸は多数の人が同じ建物に同居するため、制限されることが多い。
マイホームは住む場所をコロコロ変えられないというデメリットはあるけど、
自由が多い。
みたいなことが書かれている。
当たり前やん。
28歳にもなれば誰だって分かってること。
案の定どっちを選ぶかはあなた次第、って・・・。
こんな本、僕でも書けるわ。
って感じで現代ではリアルでもなんでもなく、年功序列の昔の考え方を押し付けられる本でした。
キャッチフレース「萎えたオヤジにならないために、やっておくべきこと、全部!」
これ全部信じたら確実に萎えたオヤジになります。
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