一眼レフ水没!僕がおこなった処置とその結果

一眼レフカメラのレンズが水没

 

先日の渓流釣行での悲劇。

揖斐川上流で釣り

 

題して「18,900円の小便」

釣り上がって行く途中で小便がしたくなり肩にかけたバッグをなるべく平らな石の上に置く。

バッグの中にはおにぎりと一眼レフカメラ。

ベストを脱いでウェーダーを腰まで脱ぐか脱がないかのときに、

ふとバッグを置いた石に目をやるとそこにあるはずのものが無い。

慌てて首を反転させ下流側に目をやるとバッグがゆ~っくり流れているではないか。

石から転げ落ち川にポチャンと落ちた音などは渓流の轟音がかき消していた。

大慌てで追いかけて担ぎ上げるも、バッグの中まで水がたっぷり入っていて、

昼飯のおにぎりと一眼レフカメラは水没(1/3水に浸かっている程度)。

一気にテンション0。

それでも小便の奴だけは出る気満々なので、出してから考えることにした。

一眼レフカメラ水没時に僕が犯した重大なミス

後で調べて分かったんだけど、

カメラを水没させてしまった時は絶対に電源を入れてはいけないらしい。

なんでも回路がショートしてしまうんだとか。

そんなこと知らない僕が小便を終えてから取った行動は以下。

  1. びしょびしょのカメラを見つめる
  2. とりあえず汗拭き用のタオルで表面の水気を取る
  3. 壊れてないかな?電源を入れてみる

すぐやってるやん。

でも電源入れたら壊れるってことを知らない人は絶対にやると思う。

正常に動作するか確認したくなるのは当然の心理でしょ!

で、どうなったか。

電源を入れた瞬間に「カシャー、カシャー、カシャー」という音と共に、

電源のON,OFFを自動で繰り返すカメラ。

「あ、終わったわ」と立ち尽くす僕。

7,8回ぐらいカシャーが続いてから訪れる「無」の時間。

「帰ってこーい!帰ってこーい!」と再度電源を入れてみる。

するとまた「カシャー、カシャー、カシャー」という音と液晶画面の点滅から無へ。

一眼レフが水没したときは絶対に電源を入れてはいけない。

勉強になりました。

ネットで調べて応急処置

3匹の岩魚と壊れたカメラを持って帰宅。

本当なら岩魚を見て喜んでくれるはずだった奥さんには叱られ・・・。

2ヶ月前に買ったばかりのレンズがこんな状態なんだから無理もないか。

一眼レフカメラのレンズが水没

一眼レフカメラのレンズが水没

 

レンズの中に水滴が入り込んでしまっていて、もうお手上げ。

とりあえずなんとかならないかとネットで検索。

一眼レフカメラのレンズが水没

 

すると心強い記事を発見。

なんでも乾燥剤と一緒に2週間程放置するだけで直る可能性があるんだとか。

やれるだけの事はやってみよう。

さっそく乾燥剤を購入。

なんでも除湿シリカゲル 1kg

なんでも除湿シリカゲル 1kg

 

用意したのは乾燥剤(除湿剤)とジップロックとお茶パック。

一眼レフ水没

 

除湿シリカゲルをお茶パックに入れ、一眼レフカメラとレンズと一緒にジップロックで密封。

一眼レフ水没

 

あとはひたすら待つ。

本当にこんなんで直るのか?期待感はほとんど無いけど、とりあえず待ってみよう。

乾燥は2週間ぐらいかけてじっくりするように!らしい。

乾燥から2週間経ってカメラ本体復活!が、レンズは死亡

カメラを放置すること2週間。

ジップロックから取り出してみる。

レンズの内部に入り込んでいた水滴が跡形も無く消えていた。

一眼レフのレンズが水没

一眼レフのレンズが水没

 

まじか!

これは期待できるんじゃないの?

さっそく本体に取り付ける。

まさか2週間前に水没したことがあるようには見えない。

一眼レフのレンズが水没

 

電源ON。

おおー直った!

一眼レフ水没

 

さっそく写真を撮ってみようとシャッターを切ると、

Err01 カメラとレンズの通信不良です。レンズの接点を清掃してください。

というエラーメッセージが・・・。

レンズ水没

 

ダメか~。

このままではカメラ本体が壊れたのかレンズなのか、それとも両方なのか分からないので、

別のレンズに付け替えて再度試してみると正常に撮影できた。

一通りいつも使う機能や撮影した写真の画質などは全てチェックしてみたけどOKっぽい。

ということはやはりレンズが壊れたようです。

初めての短焦点レンズ、気に入っていたのに・・・。

しかたがないのでもう一度同じレンズを購入。

一眼レフ本体が直っただけで御の字だ。

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この記事の著者

kazushi釣りと生き物をこよなく愛するWEBデザイナー

釣りと焼酎が好きなWEBデザイナー。夜な夜な真っ暗な部屋で水槽を眺めながら呑んでいます。最近のマイブームはハンドメイドルアー制作。琵琶湖のほとりでひっそりとWEB制作事務所を営んでいます。

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