愛とは自然そのものである。
雀鬼 桜井章一氏の人生観などを描いたエッセイ。
中でも第一章の「愛とは常に形を変えていくものだ」がとても心に残った。
愛とは自然そのものである。
暖かい日差しをくれる太陽が翌月に集金に来ることがないように、
魚や海草を恵んでやったからといって海が請求書を送ってくることがないように、
愛は一方的に与えるものだ、と。
そして海はベタ凪の時もあれば強風で大荒れの日もあるように、自然は常に形を変え続ける。
それと同じで人間も常に形を変え続けるということを肝に銘じておこうと思った。
「私はこんなにも愛しているのに、なんであなたは・・・」
というのは愛ではなく、ただのわがまま。
文字通り「我が、まま」。
見返りを求める気持ちが少しでもあったら、それは本当の愛ではない。
優しい男になりたい。
本を読むと、同じものを見ても感じ方や捉え方は人によって全然違うな、と思う。
こういう考え方もあるのか、と気付かされる。
僕はまだまだ足りない男だな、といつも思う。
この本には例え話に麻雀用語を使ったり、麻雀についての話も少しあるので、
麻雀のことを知らない人にはワケが分からないかも。
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