松本人志監督作品第4弾「R100」。
僕はまっちゃんが大好きで、
ごっつ放送室働くおっさんビジュアルバムWDT松紳ガキのフリートークなどなど、
今でも毎日のように仕事中のBGMとして観ています。
たぶん芸人の中で一番好き。
この人はほんとに面白くて、僕の笑いのツボのどストライク。
でも映画になるとどうしてこんなにつまらないのか・・・。
これまで松本人志監督映画は全て観てきたけど、どれもつまらなかった。
「笑い」という意味での"つまらない"ではなく、映画としてつまらなかった。
さて、今回はどうか。
正直な感想は、今回もかなりつまらなかった。
というか目指す所(ゴール)が分からない。
第2弾「しんぼる」も最高にわけ分からんかったけど、それと同じぐらいわけ分からん(笑)
そして第1弾「大日本人」のような、いつまで経っても話が膨らんでいかないじれったさ。
ちょいちょいクスっと笑える場面もあるだけに、
笑いの映画なのか、ホラーなのか、グロなのか、エロなのか、SFなのか、
もし僕がレンタルビデオ屋の店長だったら、一体どのジャンルに置けばいいのか分からない。
故に見る側もどういう気持ちで見ていいか分からず、最後まで困惑し続ける。
前半は現実世界であり得そうなストーリーなのに、後半はめちゃくちゃ。
人を丸呑みする女王様ってのが出てきた瞬間、「はい出たっ」て感じ。
一気に気持ちが遠のいていく。
松本人志は笑いの才能は天才でも映画の才能は無いと確信した。
映画の才能が無いというよりは、大衆に理解されるような映画を撮ることができない。
だから映画として大々的に公開するのではなく、
コアな松本ファンだけにターゲットを絞り、もっと低予算でDVDやなんかにして販売するほうがWinWin。
映画館の大きなスクリーンで、「映画」として観るものではないと思う。
が、全て観終えた後に思い返してみると最初から最後までけっこう鮮明に覚えている。
だから僕の中でなにかしらのインパクトがあったことは確か。
大好きな人だけにずっと期待して観てきたけど、もう彼の映画は観ないかなぁ・・・。
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