先日の電話の後、Yahooより正式な回答をいただきました。
これで原因が分かったわけですが、とりあえずこれまでの要点をまとめてみます。
まず事の発端は2011年11月10日にスポンサードサーチがver.3に移行した際、
広告のインプレッション数が激減した。
移行前には33,344/日だったインプレッション数が、
Ver.3移行後にはたった2,057。
多くの人が混乱。
Yahooには問い合わせの電話が殺到し、30分~1時間以上保留音を聞かされるという事態。
僕も30分以上待ってようやく繋がった電話で、広告が表示されなくなった旨を伝えた。
「それでは調査いたしまして後日ご連絡させていただきます」
ということで待つこと4日。
「専門部署にて調査いたしましたところ原因不明でございます。引き続き調査し、近日中に必ずご連絡させていただきますので大変申し訳ございませんが今しばらくお待ち下さいませ。」
との回答。
Yahooでも原因不明とは今回のバグは相当根が深いものなのか・・・。
そして今日、インプレッション数が激減したことに対する正式な説明の電話がかかってきた。
広告のインプレッション数が激減した原因
Yahooヘルプデスク担当者による回答
「Ver.3移行の際若干のシステム変更があり、キーワードのマッチタイプ、特に部分一致の選出基準を以前よりもゆるく致しました。その影響で部分一致キーワードの候補が多くなり、それによりキーワードの競争率が高まり、結果的にインプレッション数が減ってしまったものでございます。」
極端すぎるけど、つまり例えるとこういうこと。
Ver.3移行前に比べて移行後のキーワードマッチタイプの選出がゆるくなったことにより、
以前よりも多くの関連しそうなキーワードを拾ってしまう。
同業者以外のキーワードまで拾ってしまうため、キーワードごとのライバルが増えてしまった。
その結果、移行前は上位に掲載されていた広告の掲載順位が落ち、インプレッションが減った。
対策法
Yahooヘルプ担当者からは対策として以下の2点を勧められた。
- キーワードの入札価格を上げる
- 広告の品質を高める
ま、ごもっともな意見なんだけどなんか腑に落ちない。
僕の予想では、現状このように原因が明らかになったので、
皆がこぞって「対象外キーワード」などを見直して再設定すると考えられる。
そうなると以前までとはいかないにしろ、選出されるキーワードが絞られてくると思う。
今は皆が混乱してごちゃごちゃやってるから、ある程度落ち着くまでは様子見のほうが無難かも。
とりあえずインプレッション数が激減している原因が分かってよかった。
ここからどうするかが腕の見せ所ですな。
ブログランキング応援していただけると嬉しいです↓