タイヤ交換中にナットが締まりにくかったので強引に締めたら、案の定ハブボルトがなめてしまった。
しかも2箇所。
ナットもだめです。
ナット2個だけでは当然走れないので修理するしかないっすね。
エブリィのフロントのハブボルトを交換する手順
ここからは車屋さんに依頼すると10,000円前後の交換工賃がかかる作業です。
ブレーキを外したりするので十分に気をつけて作業してください。
車種 | エブリィ |
年式 | 平成12年 |
型式 | GD-DA52V |
車体番号 | DA52V-16×××× |
この型のエブリィです。
まずはハブボルトとナットを注文。
最寄のスズキに電話して 「ハブボルト下さい」 って言えば4,5日で部品が入ると思います。
ハブボルト×2 ナット×2 合計540円!安っす!
あとはタイロッドエンドプーラーがあると便利です。
っていうか、無いときついです。
部品も入ったところでさっそく作業開始。
まずはジャッキアップしタイヤを外す。
そしてキャリパーを外すためにこの14㎜のボルトを外します。(2箇所)
そしてブレーキパッドも取ります。
次にこの17㎜のボルト(2箇所)を外し、トルクメンバーを取り外します。
トルクメンバーを外したら、次はローターを外します。
この2箇所のネジ穴にボルトをねじ込んでいきます。
ボルトはM8のピッチ1,0。
ホームセンターなどで100円程度で購入できます。
2つのボルトを均等な力で少しずつねじ込みます。
ある程度ねじ込んだら、ローターを持って少し揺さぶるとカパッと外れます。
※ローターは落とさないように注意してください。
さぁ、ハブボルトがむき出しになりました。
ハブボルトの頭をハンマーでおもいっきりどつきます。
するとハブボルトが裏から抜けます。
新品と並べてみました。
新品のハブボルトを裏から差し込み、ナットで締め付けていきます。
めちゃくちゃ固いのでナットで締めるには限界があります。
そこでタイロッドエンドプーラーを使って最後までしっかり埋め込みます。
タイロッドエンドプーラーのアジャストネジの長さが足りない場合は、
メガネレンチなどをかまして最後まで確実に閉め込みます。
ハブボルトの交換は以上です。
後はさきほどバラしたのと全く逆の手順で組んでいきます。
ローターはナットでしっかり締めこみます。
トルクメンバーやキャリパー、パッドなども全て取り付けて完成です。
エブリィのハブボルト(フロント)の交換は、
写真を撮りながらのんびりやっても1時間もかからない比較的簡単な修理です。
【参考】
車名:エブリィ
年式:平成12年
車体番号:DA52V-16××××
型式:GD-DA52V
原動機:F6A
型式指定番号:09297
類別区分番号:0169
ブログランキング応援していただけると嬉しいです↓