女性の願いを1つだけ叶えるという神明神社の石神さんを男性目線で

石神さま

 

僕は基本的には「神様」というのを信じていない。

神様に願い事をしただけでそれが叶うなんて、そんなアホな話はない。

「日頃の行いが良い人はちゃんと神様が見てて願いを叶えてくれるんだ」とか言うけど、

それはあくまで日頃の行いの成果であって、神様とかいう第三者の手は一切加わっていない。

それでも僕も年に1度、正月だけは初詣という行事として、5円玉を投げてパンパンして頭を下げる。

自分ではどうしようもない事が起こった時、手を合わせて「神様頼む!」ってやったりもする。

でもそれらの行為も自分の意識の中でははっきりと「そんなわけあるかい!」と思っている。

・・・とまぁこんな僕ですが、嫁に連れられてある神社へ行ってきた。

三重県鳥羽市の神明神社という神社の中に居られる石神さんという女神は、

なんでも女性の願い事を1つだけ叶えてくれるらしい。

「信じるものは救われるんやて!」と嫁。

「あっそ」と返しつつも、そんなことがあるはずがない、と思っていた。

紙に書かれた文章を読むまでは・・・。

 

まずは盆栽をそのままでっかくしたみたいな大きな松の木。

これには感激した。

松の木

 

少し歩いて神社を奥に進むといろんな種類の神様が祀られているが、

その神様1つ1つに当然のように賽銭箱が置かれていて、僕にはもろい商売だなとしか感じられない。

でもそういう行事に足を突っ込んだ以上、チャリンパンパンペコペコの一連の動作をこなしていく。

神様が本当に居るならおそらく長生きできない僕は、長寿を重点的に責めた。

神明神社

 

そして問題の石神さん。

石神さま

 

これが嫁の目にはどう映っているのか。

僕には石神さんと書かれたちょうちんにしか見えない。

隣に備え付けられた台の上で名前と願い事を1つだけ書く。

そして石神さんにお願いすると、女性に限り叶えてくれるという。

石神さん

 

そんないい話があったら、日々ストレス溜めて頑張っている人がアホになってまうやん。

そんなことを思いながらも何を書くのか気になってペン先を目で追う。

そして書きあがった内容を見たとき、僕は驚愕した。

嫁が神にすがってまで願ったたった1つの願い事は、

既婚女性であればほぼ間違いなく近い将来訪れるはずの出来事を願う内容だった。

たった1つの願いを叶えてやると言われて頼む内容じゃない。

神に頼むまでの事じゃない。

どうせならもっとこう、家の庭から大判小判がざっくざくとかさぁ・・・。

たぶん男と女の違いなのかもしれない。

でもそんなことを真剣に願い深々と頭を下げる姿に少し胸を打たれた。

もしかしたらその願い、近いうちに叶えてくれるかもよ。

 

願いが叶ったらきっと「石神さんのおかげだ」と騒ぐだろう。

そして友達に口コミするだろう。

すると石神さんはさらに崇められるだろう。

でも勘違いしないでほしい。

願いを叶えるのは石神さんじゃなく宇田さんだと言うことを。

それにしても女性限定って、いい所に目をつけたな。

恋愛、子宝、家庭の健康。

普通に暮らしていれば大半の人がいつかは叶う、女性が願いそうな夢だけを叶えてあげるなんて。

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この記事の著者

kazushi釣りと生き物をこよなく愛するWEBデザイナー

釣りと焼酎が好きなWEBデザイナー。夜な夜な真っ暗な部屋で水槽を眺めながら呑んでいます。最近のマイブームはハンドメイドルアー制作。琵琶湖のほとりでひっそりとWEB制作事務所を営んでいます。

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